新作続々!
4月に入りまして、ドラマも活況です。
しかも日日(イルイル)ドラマはじめ長編ぞろい。
新年度だから、挑戦するいい機会かも???
「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」
4月8日(日)から BSイレブン 土・日曜 9:59~10:55
![キム課長とソ理事]()
(KBS番組サイトより)
2017年、KBS水木ドラマ、全20話。
BSイレブンでは再編集、全25話での放送です。
昨年の大ヒット話題作が早くも登場。
地方のナイトクラブで資金管理を担当するキム・ソンニョン。
お金を扱う天賦の才能を持つ彼は脱税が大の得意。
クラブの資金を少しずつ横領し、移住の資金をためていた。
大手企業TQグループでは経理課長の横領疑惑がわきあがる。
部下のユン・ハギョンは上司の横領を疑問に思うが、
会長は事態収拾のため検事のソ・ユルを理事として迎え入れる。
クラブでのピンはねがばれたソンニョンは
TQグループの中途採用募集に応募し、
課長として採用される。
大企業でさらにピンはねをねらったソンニョンだが、
グループの隠された汚職に気づき・・・
「キム課長」、ソンニョンにはナムグン・ミン氏。
「ソ理事」ユルには2PM、ジュノ氏。
ハギョンにはナム・サンミ氏。
韓国ではこのところ財閥の汚職や政権との癒着、
国民のストレスも限界に達しています。
まあ、今に始まったことではないのですが、、、
そんな中、このドラマは視聴者のうっぷんを晴らす
「サイダー」のように大きな支持を得ました。
KBS演技大賞ではナムグン・ミン氏とジュノ氏が
ベストカップル賞を受賞。
原題は「キム課長」ですが、ジュノ氏パワーでしょうか、
タイトルに「ソ理事」も加わりました。
わが国もモヤモヤすることだらけですから、、、
一緒にスッキリしましょう。
「オクニョ 運命の女」
4月8日(日)から 地上波NHK 日曜 23:00~24:00
![オクニョ 運命の女]()
(MBC番組サイトより)
2016年、MBC週末ドラマ、全51話。
BSプレミアムでの放送が終了したばかり、
総合での放送開始です。
NHKでは久々のイ・ビョンフン監督作品。
監獄で生まれ、オクニョと名づけられ育った少女。
彼女の母は刺客に追われ監獄で彼女を産み息絶えた。
オクニョは囚人たちから法や経などを学び、
みるみる知識を蓄積していく。
オクニョは母の死のなぞを探ろうとするが、
そのうち国ぐるみの大きな陰謀に巻き込まれていく。。。
オクニョには若手有望株、チン・セヨン氏。
商団をひきいるユン・テウォンにはコ・ス氏。
文定(ムンジョン)王后にはキム・ミスク氏。
その弟ユン・ウォニョンにチョン・ジュノ氏。
ウォニョンの側室、チョン・ナンジョンにはパク・チュミ氏。
謎の囚人、パク・テスにはチョン・グァンニョル氏。
原題は「獄中花」。
私はBSプレミアムの放送を視聴終了しました。
チン・セヨン氏はまだ若い女優さんですが、
芯の強いヒロインをしっかり熱演していました。
もちろん、チョン・ウンピョ氏やイ・ヒド氏など
時代劇ではおなじみの俳優さんたちの安定感も。
後半登場するチェ・テジュン氏(捕盗庁の高官ジホン役)や
ソ・ハジュン氏(王様役)ら若手も魅力的。
週1話で一年間の長丁場ですが、
イ・ビョンフン監督作品の「クセ」をわかっている方なら
それほど苦痛ではないかと。
「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」
4月9日(月)から BS日テレ 月~金曜 12:00~13:00
![チャン・ヨンシル]()
(KBS番組サイトより)
2016年、KBS週末ドラマ、全24話。
朝鮮王朝第4代、世宗(セジョン)の時代に
奴婢の身分から科学者として活躍したチャン・ヨンシル。
彼の一代記をソン・イルグク氏が演じました。
天体観測が好きな科学少年だったヨンシル。
天才的な技術が認められ、世宗から異例の重用を受ける。
当時は国家機密並みの重要技術だった天体観測技術を確立、
水時計や測雨器など測定機器の製作にもあたったようです。。
世宗(セジョン)にはキム・サンギョン氏、
太宗(テジョン)にはキム・ヨンチョル氏。
「大王世宗(テワンセジョン)」とまったく同じキャスティングです。
ちなみに、「大王世宗」でのチャン・ヨンシルはイ・チョニ氏でした。
ヨンシルの初恋の人、ソヒョン王女にパク・ソニョン氏。
ヨンシルのいとこヒジェにはイ・ジフン氏。
他にもKBS大河ドラマの常連がぞくぞくです。
上で紹介した「オクニョ」はMBCの歴史ドラマ。
「チャン・ヨンシル」はKBS、それぞれ放送局ごとのカラーがあります。
でも歴史ドラマはお金がかかりますから、
いずれも回数を減らすなど徐々に縮小傾向のようです。
日本でも昔は時代劇連続ドラマが多くありましたが、
今はNHK大河ドラマのみ。
本格的な時代物は、実在の人物はすでに取り上げられていて、
新作は隠れた逸材や新しい切り口を探さないといけないから難しいですね。
韓国も日本と同じ流れをたどっていくのでしょう。
「幸せをくれる人」
4月11日(水)から BS朝日 月~金曜 8:30~10:00
![幸せをくれる人]()
(MBC番組サイトより)
2016年、MBC日日連続劇、全118話。
BS朝日では再編集、全59話の放送です。
無料BSデジタル局では初放送(たぶん)。
幼い頃に母を亡くしたウニ、ウナ姉妹は
父シウォンと仲むつまじく暮らしていた。
ある日シウォンは部下のボゲに事業資金を横領された上に
殺されてしまう。。。
ボゲはウニとウナを児童養護施設に預け、
自分は豪華に暮らし始める・・・
施設の栄養士となったウニは
ボゲの息子ソクチンを密かに思っていたが、
一方のソクチンは女優のジャギョンに心を寄せていた。
ソクチンの子どもを妊娠するジャギョン。
噂を恐れたジャギョンは自宅で出産するが、
ジャギョンの母はボゲの家の前にその赤ちゃんを捨ててしまう。。。
たまたま赤ちゃんを見つけたウニは
その赤ちゃんにハユンと名づけ、自分の息子のように育てることに・・・
うわ、これまたすごいストーリー。
明るく心優しいウニには、イ・ユンジ氏。
このドラマが出産後復帰第一作だそうです。
放送局PDソクチンにはイ・ハユル氏。
女優ジャギョンにはハ・ヨンジュ氏。
後にウニに思いを寄せるゴヌにはソン・スンウォン氏。
ハユンには「タンタラ」のチョ・ヨノ君。
あらためてみるとBS朝日さん、
韓国ドラマはこの時間帯だけなのですね。
しかも、いったんのっけとくと世話のかからない長編セレクト。
省エネ、今風にはエコな運営です。
でも、ノーカットであることは
韓ドラファンには大変高いポイントだと思います。
「漆黒の四重奏<カルテット>」
4月12日(木)から BSイレブン 月~金曜 13:00~13:30
![漆黒の四重奏]()
(KBS番組サイトより)
2016年、KBS日日連続劇、全104話。
交際して10年になる恋人ハジンに
プロポーズしたLK食品の代理ドユン。
幸せの絶頂の二人だが、ドユンに
ミョンハ財団の娘ミニとの結婚話が持ち上げる。
元恋人ジョンウの子どもの妊娠がわかったミニは、
子どもの父親をドユンに仕立て上げようと画策し、
ハジンとドユンが別れるよう脅迫する。
一方のハジンもまたドユンの子どもを
身ごもっていることがわかるが、
ドユンを守るため、一方的に別れを告げる・・・
8年後、ドユンはLKグループの社長に就任、
妻子とともに幸せな生活を送っているように見えたが、
今でもハジンへの想いを断ち切ることができず、
彼女を捜し求めていた・・・
これもまたえげつないストーリー。
レシピ開発者ハジンにはミョン・セビン氏。
初恋の人ドユンにはキム・スンス氏。
ミニにはワン・ビンナ氏。
ミニの元カレ、ジョンウにはパク・ジョンチョル氏。
キム・スンス氏、ワン・ビンナ氏といえば、「欲望の仮面」で共演。
このときも略奪からの夫婦、でしたから、その再現でしょうか。
原題は「また、初恋」。
初恋にとらわれる人、初恋を消し去った人、
それぞれのストーリーなのですが、
あらすじから見ると、邦題もうなづけます。
さすが、KBS2TVのイルイルドラマです。
「愛の香り~憎しみの果てに~」
4月13日(金)から BSイレブン 月~金曜 15:29~16:30
![愛の香り]()
(KBS番組サイトより)
2016年、KBS日日連続劇、全149話。
BSイレブンでは再編集、全100話の放送です。
田舎のチャンミ村で暮らすダニは地元と家族を大切にし、
恋人ユンジェとも穏やかに暮らしていた。
そんなダニに嫉妬する姪のサモルは
「ミス桑の実コンテスト」に出場するが、優勝はダニの頭上に。
激怒したサモルは家を出てソウルに出る。
サモルを探しにソウルに出てきたダニは、
偶然ショッピングチャンネルの農産チームで働くことに。
やがて身分を隠してショーホストとして働くサモルと再会する・・・
ヒロイン、ダニにはイ・シア氏(「イニョプの道」のお嬢様です)。
ユンジェにはキム・ジヌ氏。
サモルにはキル・ウネ氏。
テレショップ会社の息子ドンタクにはシン・ジフン氏。
原題は「変わった家族」。
邦題からは愛憎ドロドロ系の香りがプンプンしますが、
KBS1TVの日日ドラマです。
たいていはNHK朝ドラ風のさわやかサクセス系のドラマが多いけれど、
視聴してみればこんな邦題のついた理由がわかるかも。
かといって、100話は、、、辛いなあ。。。
<おまけ!>
「仮面の王 イ・ソン 放送直前スペシャル」
4月8日(日) BSプレミアム 日曜 21:00~22:00
4月15日(日)から始まる「仮面の王 イ・ソン」を
紹介するスペシャル番組。
NHKはこのところ歴史ドラマ専門になっています。
今回のチョイスは、ユ・スンホ氏、2017年の作品。
MBC演技大賞で最優秀演技賞(ミニシリーズ部門)を受賞しました。
事前スペシャルで予習しましょう。
ドラマの詳細は、次回の記事で。。。
今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。
もしよかったら、応援よろしくお願いします。